先日クライアントから送られてきた1通のメール。
添付されていたZIPデータを開いてみたら、「winmail.dat」というファイルが現れて、中身は真っ白。
もしかすると重要なデータかもしれないので、開く方法を探ってみた。
Contents
winmail.datって何?
私はMacユーザーだから、WindowsとMacの互換性の問題かと思ったら、それだけではなかった。
「winmail.dat」について調べてみると、どうやら送信者のメールソフトがoutlookで、受信者がoutlook以外のメールソフトを使っていると発生するエラーらしい。
私が普段使っているのはThunderbirdだから、上記のパターンに当てはまったのだろう。
解決方法は?
「winmail.dat」ファイルをMacで開くには、いくつか方法があるので、ご紹介します。
1. テキスト形式で再送信してもらう
そもそもエラーが起こる原因が、リッチテキスト形式(HTML)によるものなので、送信者に連絡して、テキスト形式で再送信してもらう方法です。
これは、送信者に手間をかけさせてしまうので、あまり良いアイデアでは無いですね。
2. Outlookで受信する
受信者側のメールソフトもOutlookで受信することで、問題なく見れるという方法です。
すでにOutlookを使っていれば、転送して見れば済むだけなので良いですが、一から設定するとなると、かなり面倒ですね。
3. Gmailで受信する
自分のGmailアカウントに転送して見るという方法です。
私が受信したデータはZIP形式だったので、Gmailで開いても、Thunderbirdと同じ結果でした。
受信データがZIP形式でなければ、見れるのかもしれません。
4. TNEF’s Enoughを使う
「TNEF’s Enough」というアプリケーションをインストールする方法です。
英語サイトですが、設定方法を日本語で説明しているサイトがあり、こちらも良さそうですが、もっと簡単な方法があったらいいなと思いました。
一番簡単なオススメの解決方法
5. winmail.dat変換ツールを使う
色々試していく中で、ついに一番簡単な方法を見つけました!
それは、「winmail.dat変換ツール」を使う方法です。
1. まず、下のサイトにアクセスします。
そうすると、上のような画面が現れますので、
2. 変換したいファイルを選択して、「winmail.datを変換する」をクリックするだけです。
もう、本当に簡単すぎてビックリしました!
開発者の方もThunderbirdを使っていて、Outlookやフリーソフトをインストールするのが嫌で、WEB上にアップロードするだけでファイルを取り出せるシステムを作ったそうです。
セキュリティ面が心配
受信したファイルの中身が見れないだけに大事なデータかどうかもわからないのですが、セキュリティ面が不安ですよね。
一応、上の画像のようなプライバシーポリシーが設置されていて、お問い合わせメールもあったので、信頼して使ってみました。
すごく重要なデータを変換される方は自己責任でお願いします!